−−− 好きなことに正直に
Sept 1, 2012 in Davenport, Iowa.
この写真は私のお気に入りの1枚です。
父が出張先であるアメリカで他界したのを機に、私は父のビジネスパートナー(アメリカ人)と知り合って親しくさせてもらっています。
2012年9月1日、彼らのお嬢様の結婚式に招待していただき、私は生まれて初めてアメリカンウェディング&ホームパーティに参加しました。
場所は アメリカ アイオワ州のダベンポート。
この時、アジアンは私一人。英語もほとんど話せず、無口でニコニコと笑っていることが多かったです。
せっかく「僕は以前、ミサワにいたことがあるんだ。三沢基地(青森県の航空自衛隊)、知ってる?」というような感じで話しかけられた時も、大変恥ずかしながらミサワが何のことか全く分からず、また、もし私が質問したとして 更に話が続くことを恐れて(英語が分からない自分をさらけ出すのが苦痛でした)「…Ah.. I don’t know..」というのが精一杯でそれ以上会話が続かなかったことも。
それでもダベンポートで過ごした日々は本当にいい思い出なのです。
なぜなら、
彼らが皆フレンドリーに私に話しかけてくれて嬉しかったから。
結婚式前日のリハーサルの時、教会に集合する女性たちの服装がファッショナブルで(向こうでは普段着なのでしょうが)、なんて素敵なんだろうとインスパイアされたから。
そして この写真の男の子(花婿さんの甥御さん)がとにかくキュート。
庭を走り回るこの男の子に「こっちにおいでー」と両手を広げて待っていたら、私のところに全速力で走ってきてビッグハグをしてくれた、世界で最も私に印象付けたであろう若き男性。
この男の子と過ごしたひとときが愛おしくてたまらなかったから。
他にも、ここには書ききれないたくさんのエピソードがあります。
「英語が話せない」と「交流できない」は必ずしもイコールではないんですよね。
うまく話せなくても交流はできるし、楽しい・嬉しい・なんかワクワクする といった感情は味わえる。
そこに更に、もし もう少しでも話せたら それらの感情をもっと深く味わえると思うのです。
今の自分が想像し得ない、素晴らしい体験を通して。
だから「できる・できない」は一旦脇に置いて、「私が興味あることは何かな?」にまずはフォーカス。
自分自身にいつも正直でありたいと思うのです。